エクスペリエンス管理
燃え尽き症候群を生まないために、
組織、リーダー、従業員が担うべき重要な役割
ウェルビーイングを重視した
組織文化を創るには
世界中で、人々のウェルビーイングが低下しています。クアルトリクスの調査では、 32％の従業員が職場で意欲が湧かず、35％が今の会社でのキャリア機会に疑問を持っているという結果が出ています。また、半数以上（58％）が、メンタルヘルス問題の主な原因は仕事であると回答しています。
この事態に対し、多くの企業も、燃え尽きてしまう状態を軽減し、従業員によるワークライフバランスを支援して、有意義なウェルビーイング計画を推進することの重要性を理解しています。しかし多くの場合、現状の戦略は対処療法に過ぎず、根幹にある、実際の働き方や成果の評価方法までは踏み込めていません。
組織が真の変革を目指し、ウェルビーイングに対する見方や組織文化を変えるには、働き方自体を変える必要があります。そのためには、従業員のウェルビーイングを促進する要因を知り、従業員の任務と、成長に必要なリソースとのバランスを把握することが大切です。
また組織は、DEIB（多様性、公平性、インクルージョン、帰属意識）への取り組みを通して何を得られるのか、そしてウェルビーイング向上のための戦略に何を応用できるのか、燃え尽き症候群を防ぎ、健全な職場文化を育むために、組織、リーダー、従業員が一体となって取り組むべきことは何であるのかをを学ぶ必要があります。
本ガイドを活用し、ウェルビーイングの文化づくりを始めましょう。
本書の内容
- 従業員のウェルビーイングを高める要因とは
- ウェルビーイングと、多様性・公平性・インクルージョン・帰属意識（DEIB）が交差する場所
- 組織・リーダー・従業員による職場でのウェルビーイング推進アクションのヒント