プレスリリース

米国クアリトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社（本社：東京都千代田区、カントリーマネージャー：熊代悟、以下「クアルトリクス」）は、株式会社レゾナック・ホールディングスならびに株式会社レゾナック（いずれも本社：東京都港区、代表取締役社長：髙橋 秀仁、以下「レゾナック」） が、従業員エクスペリエンスの改善を目指してクアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics™️ EmployeeXM™️」を採用したことを発表いたします。

2023年1月、昭和電工と昭和電工マテリアルズ（旧日立化成）が統合し、レゾナックが誕生しました。レゾナックは、「化学の力で社会を変える」をパーパスに掲げ、世界トップクラスの機能性化学メーカーを目指し、新たな挑戦を始めています。

パーパスである「化学の力で社会を変える」ための最重要施策として掲げているのが「共創型人材の育成と組織文化の醸成」です。タウンホールミーティングや、若手従業員と経営陣による少人数のワークショップ「モヤモヤ会議」など、様々な施策を展開していますが、人的資本経営への取り組みの一つとして、全社の従業員エンゲージメントを測る指標の導入が課題になっていました。

会社統合前にも、従業員を対象にしたオンライン調査を行ってはいましたが、統合後、レゾナックの各社・各拠点に対し、グローバルで統一された設問を定期的に展開・集計できる仕組みはありませんでした。

この課題解決のために同社が導入したのが、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM」です。このソリューションの活用により、調査の実施から分析、分析結果に基づいた改善アクションのトラッキングなど、従業員エクスペリエンス向上をワンストップで実現することができます。

実際に2023年に行った1回目のエンゲージメント調査においては、全世界の従業員 約2万5千名に対する調査を行い、過去の調査よりも、はるかに高い回答率を記録しました。

調査を主導した人事部門においては、回答の集計がリアルタイムで行われ、カスタマイズ可能なダッシュボードで出したい数字を即時に画面で表示できること、また、人事ソフトウェア SAP Success Factors とクアルトリクスのプラットフォームが連携していることにより、回答依頼先を独自に管理する必要がなく、また、属性情報の回答を省くことができる、などのベネフィットを体感いただいています。

レゾナックは今後も「Qualtrics EmployeeXM」の活用を通じて、従業員の声の収集を高速化・高度化させるだけにとどまらず、人的資本経営の実現に向けて、エンゲージメントを改善するドライバー（要素）を分析、優先的に改善すべき点を把握し、継続的に改善アクションを実行することを目指しています。

レゾナック　常務執行役員 最高人事責任者（CHRO）　今井のり 様　のコメント
「レゾナックは、『化学の力で社会を変える』というパーパスを達成するための最重要施策として、共創型人材の育成と組織文化の醸成に取り組んでいます。会社統合を経て、従業員の『声』をいかにタイムリーに把握し、各種施策を通じて経営に活かしていくことができるかは大きな課題になっていました。クアルトリクスの EmployeeXMの導入と実調査での活用を通じて、これまでかかっていた集計作業が大幅に簡略化され、人事部門としては本来行うべき次の施策への検討や効果の検証に割く時間を増やすことができました。今後のこのプラットフォームの活用を通じて、人的資本経営を実現するための改善アクションを重ねて、企業価値の向上とパーパスの実現に向けて務めてまいります。」

■クアルトリクス カントリーマネージャー 熊代悟のコメント
「人的資本経営の実現に向けて共創型人材の育成と組織文化の醸成に取り組まれているレゾナック様に、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション Qualtrics EmployeeXM を採用いただいたことを嬉しく思います。
レゾナック様では調達部門においてクアルトリクスの XM for Suppliers をご導入いただいており、サプライヤー企業というB2Bの業種では大切なお客様とのエクスペリエンスの改善にも取り組まれています。お客様と従業員双方の『声』をすくい上げて改善アクションへつなげていく、まさにエクスペリエンス管理を実現していく仕組みをご導入いただいたことは大変光栄であり、今後もクアルトリクスのソリューションの活用を通じて、『化学の力で社会を変える』というパーパスを達成する一助となるよう引き続き支援して参ります。」

■レゾナックについて
昭和電工株式会社と昭和電工マテリアルズ株式会社は、2023年1月1日に統合し、新会社「レゾナック」に。統合新会社の誕生を「第2の創業」と位置づけ、世界トップクラスの機能性化学メーカーを目指しさらなる変革を進め、時代の要請や社会変化による様々な課題に独創的な開発と提案で応え続けていくことを目指している。

設立：1939年6月
代表者：代表取締役社長　髙橋秀仁
資本金：182,146百万円（2022年12月31日現在）
公式サイト　https://www.resonac.com/jp

■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の約20,000の組織に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85％以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.comをご覧ください。

■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC（本社: 米国ユタ州プロボ)が100％出資する日本法人です。
所在地　：東京都千代田区丸の内１丁目５ー１　新丸の内ビルディング 37F
代表者　：熊代 悟
事業内容：日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL ：www.qualtrics.com/jp/