プレスリリース
クアルトリクス、「BOXIL SaaS AWARD 2023」
導入事例セクション サステナビリティ部門で1位を受賞
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【2023 年 3月 7日 東京発】
米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社 (本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:熊代 悟、以下 クアルトリクス) は、クアルトリクス カスタマーエクスペリエンス(CX)(Qualtrics CustomerXMTM)が、スマートキャンプ株式会社(以下「スマートキャンプ」)が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD 2023」において、導入事例セクション サステナビリティ部門で1位に表彰されたことをお知らせします。同部門に選出されたのは、SAPジャパンとクアルトリクスが提供する、ウクライナから日本への避難民と関係諸機関・団体をつなぎ支援を円滑に行うためのプラットフォーム(以下 ウクライナ避難民支援プラットフォーム)の事例です。
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS(ボクシル サース)」を運営するスマートキャンプが、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。年1回、SaaSの日(※1)を記念して発表される本イベントのほか、Spring、Summer、Autumn、Winterの四半期ごとにも、優れたSaaSが表彰されます。
その2023年版である「BOXIL SaaS AWARD 2023」は、エントリー式で審査する「導入事例セクション」と、データを元に定量評価する「BOXIL SaaSセクション」「BOXIL EXPOセクション」「BOXIL SaaS質問箱セクション」の計4つのセクションを設けています。各セクションの選考基準に従い、それぞれの部門ごとにもっとも評価の高いサービスを部門1位として選出します。さらに部門1位の中から、総合1位を選出し、その証として「Best SaaS in Japan」の称号が与えられます。「BOXIL SaaS AWARD 2023」の詳細、選考基準は、公式サイト(https://boxil.jp/awards/2023/)をご覧ください。
ウクライナ避難民支援プラットフォームは、昨年6月に日本財団に採用され、自治体などにも情報を提供しています。日本財団は、本プラットフォームを活用し、ウクライナ避難民の属性や必要としている支援の内容、生活や精神面での課題等について把握し、支援を実施している関係諸機関が機動的に連携し必要なサポートを迅速に提供することを目指しています。
たとえば、2022年12月に行った調査では、4人に1人となる24.7%の避難民が「できるだけ長く日本に滞在したい」と、定住の意向を持っていることが明らかになり、「ウクライナの状況が落ち着くまでは、しばらく日本に滞在したい」と回答した人と合わせると65.5%の避難民が長期での日本滞在を希望していることが分かりました。また、日本語力について、同年7月時点では19%だった、「少し話ができ、簡単な日本語のみ聞き取れる」と回答した人が12月には35.7%となっています。こうして得られた情報を参考にして、日本財団は関係機関や支援団体などとともに、日本語の学習機会を提供する事業、オンライン心理カウンセリング事業など、本当に必要とされる支援を拡大しています。
日本財団ウクライナ避難民支援室の長谷川隆治様は次のように述べています。
「この度の受賞、心よりお祝い申しあげます。
クアルトリクスのスタッフの皆さまには、アンケート調査を行う際の調査設計の手法にも精通され、回答者が答えやすく、かつ避難民の状況やニーズを偏りなく把握できるかなど、クロス集計を行うことを前提とした設問設計の段階からアドバイスを頂き、またその後のフォローもしていただき、感謝しています」
クアルトリクスのカントリーマネージャー 熊代悟は次のように述べています。
「この度、BOXIL SaaS AWARD 2023の導入事例セクション サステナビリティ部門1位に選出されたこと、大変光栄に思います。
Qualtrics CustomerXMTMは、顧客の声を起点に顧客体験のスピーディーな向上・改善を実現するエクスペリエンス管理ソリューションで、社内外を含めた様々なステークホルダーが提供する体験について迅速にフィードバックし、改善するプラットフォームとして利用されています。ウクライナ避難民支援プラットフォームは、「Qualtrics CustomerXM」を活用し、ウクライナ避難民支援に関わる様々なステークホルダーから避難民に関する意見を収集し、それを基に支援内容を向上させていくソリューションとして活用いただいております。
ウクライナ避難民に関わる外部環境は日々変化しつつあります。それに伴い、避難民自身の心境・ニーズも変化します。今後も本ソリューションを活用いただくことで、避難民が「今どのような支援を求めているのか」「今何が不安なのか」といったことを把握し、関係諸機関が機動的に連携し必要なサポートを迅速に提供できるようを目指していきます」
以上
※1 スマートキャンプが独自に定めた記念日で、毎年3月4日です
■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業16,750社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.com をご覧ください。
■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1丁目5ー1 新丸の内ビルディング 37F
代表者 :熊代 悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL :www.qualtrics.com/jp/