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プレスリリース

シスメックスがクアルトリクスで
従業員のエクスペリエンス管理を開始

従業員エンゲージメント向上と魅力のある職場の実現のために活用

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【2021年2月19日 東京発】

米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社(本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:熊代 悟、以下 クアルトリクス)は、シスメックス株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役会長兼社長 CEO:家次 恒、 以下シスメックス)が魅力のある職場の実現のために「Qualtrics EmployeeXM™」を採用し、従業員エンゲージメント向上に取り組んでいることを発表します。

現在、シスメックスでは新型コロナウィルス感染症への取り組みを喫緊の課題として、世界中の医療現場において日々行われている臨床検査の実施を支援し、また新たな診断技術を提供するための研究開発を進めています。一方で、血液や体液から、がんなどの疾病の検査を行う個別化医療のような最先端の研究も継続的に進めています。これらの研究開発、それを製品化し全世界への医療現場へ届けるためには機械、情報、生物など多様な専門性をもつシスメックスの社員が不可欠です。そのため、シスメックスでは、様々なバックグラウンドや専門性を持つ社員に、魅力のある職場を提供するため全社員にキャリアの「自己申告制度」を適用し、毎年個々の社員へのヒアリングを行い人材開発や人材配置を行っています。
全社的な取り組みとしては、2000年からは2年に1度、従業員満足度などをはじめとする「企業風土調査」を実施しています。継続的にモニタリングを行い、中長期の人事施策に展開すると同時に、調査結果を各部門にフィードバックしています。各部門では改善に向けたアクションプランの立案・実行、モニタリングのPDCAを通じて、エンゲージメント向上に向けた取り組みを行ってきました。しかしながら、様々な部門で取られたアクションとその結果を全社的に管理することに課題を抱えていました。そこで、Qualtrics EmployeeXMの導入を決定しました。
2020年11月には約5,000人を対象とした調査を行いましたが、本年は、特に緊急事態宣言の発令の影響などで在宅勤務など働き方が大きく変化しており、調査結果を各部門へ早くフィードバックを行いたいと考えていました。期待通り、Qualtrics EmployeeXMを利用して、従来数か月かかっていたフィードバックまでのプロセスが、数日までに短縮できました。

シスメックス株式会社 田島功規様(人事本部 グローバル人事企画部部長)のコメント

「シスメックスは、「人材」を持続的な成長のための重要な経営資源の一つと捉え、多様な人材が安心して能力を発揮できる魅力的な職場づくりを進めています。エンゲージメントスコアをモニタリング指標と定め、継続的に人事施策を展開することで、更なる従業員満足度向上に取り組んでいます。その効果測定として、企業風土調査を実施していますが、調査実施に向けた事前準備、結果の分析ならびに各部門へのフィードバックまでに時間を要することに課題を感じていました。今回、クアルトリクスの導入により、設問設計・結果閲覧・結果分析のあらゆる工程を大幅にスピードアップさせることができました。また、キードライバー分析を用いることで、エンゲージメントに相関が高い設問を特定し、優先的に取り組む課題が何かを可視化できるという点も期待以上の効果をもたらしてくれています。また、調査結果が表示されるダッシュボードの閲覧権限を各部門に付けることで、全社的に取り組む課題解決と並行して、各部門においても自部門の課題を様々な角度から分析しアクションプランを展開しています。
シスメックスでは、グループ会社で統一した人事システム(HRIS)として、2020年度よりSAP®️ SuccessFactors®️を導入しています。今後グローバルで企業風土調査をクアルトリクスで統一し、グループ全従業員の心身の健康、やりがいのある仕事、良好な人間関係構築、高い生産性と成果をサポートする職場環境構築を支援していきます。」

クアルトリクス カントリーマネージャー 熊代悟のコメント
「日本においては、そもそも従業員への調査を行うという会社が少なく、その結果をフィードバックしてアクションする会社になると、さらに少なくなります。従来から従業員調査の結果に基づきアクションを行い、PDCAを回していたという日本では画期的な取り組みを行っていたシスメックスに、クアルトリクスを導入していただいたことは非常に重要な意味を持ちます。クアルトリクスが「調査のプラットフォーム」ではなく、「アクションを行うためのシステム」を提供していると自負しており、シスメックスから同じ評価をされたという証左だからです。今後も、シスメックスが、クアルトリクスを活用して従業員の皆様と正のフィードバックを構築されることを信じています。」

■シスメックス株式会社について
シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」において、「ヘルスケアの進化をデザインする。」をミッションに掲げ、新しい検査・技術を生み出すことで医療の発展や、人々の健やかな暮らしの実現に貢献することを目指しています。1968年の創立以来、血液や尿などを採取して調べる検体検査の分野で、世界中のお客様にソリューションをお届けしてきました。ヘマトロジー(血球計数検査)、免疫検査、血液凝固検査などの分野に加え、ライフサイエンス領域へと事業を拡大し、現在では、検体検査に必要な機器・試薬・ソフトウェアの研究開発から製造、販売・サービス&サポートを一貫して行うヘルスケア企業として、世界190以上の国や地域の人々の健康を支えています。近年、先進国では高齢化や医療ニーズの多様化、新興国では人口の増加や医療インフラの整備が急速に進行しており、病気の予防や治療における検査・診断の重要性が高まっています。このような環境のもと、患者さん一人ひとりに最適な医療の実現を目指して、検体検査分野で培った技術・ノウハウを活かし、血液中の遺伝子、細胞、たんぱく質などを調べる最新のテクノロジーを用いた新たな検査・診断技術の創出に注力しています。

■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業13,000社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.comをご覧ください。

■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9階
代表者 :熊代 悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL :www.qualtrics.com/jp/