XMI データ スナップショット
HR エグゼクティブと XM
日本と世界の HR リーダーは
エクスペリエンス管理をどう捉えるか
Qualtrics XM Institute は、従業員エクスペリエンス (EX) 管理の現状を把握するため、日本を含む世界9カ国を拠点とする従業員1,000 ⼈以上の企業で人事業務に携わるシニア リーダー 911 名を対象に、⾃社のエクスペリエンス管理 (XM) への取り組みについて調査を実施しました。本レポートは、その結果をまとめたものです。
本レポートの主な内容
- HR の重要性は世界規模で高まっている : 人事組織は、規模を拡大しているだけでなく、戦略的重要性も高まっているといえます。パンデミック前と比較して、自社の戦略的イニシアティブに人事がより深く関与していると答えた HR リーダーは 74% にのぼります。
- HR リーダーは、自社の EX 管理能力の高さを認識しつつ、更なる向上を目指している : HR リーダーは、テクノロジー(71%)、組織文化(69%)、スキルと能力 (73%) の3つの要素において、自社の EX 管理能力は高いと評価しています。
- EX 向上に対する壁として最も頻繁に指摘されるのは 「明確な戦略の欠如」 : HR リーダーの 30% が 「明確な戦略の欠如」 を EX 向上への障害として挙げています。
- EX と CX (カスタマー エクスペリエンス) を結びつけることは、高い価値があると認識されている : HR リーダーの5人に4人以上が、CX に最も強い影響を与える EX の要素をよりよく理解することは、自社にとって 「価値がある」 または 「非常に価値がある」 と答えています。
- 従業員データの分断化の懸念事項として上位に挙げられるのは、「データ プライバシー」 と 「品質」 : 回答者の 50% 以上が、この2項目を分断化されたデータ保存のリスクとして挙げています。
本レポートで扱うトピックの例
本レポートでは、以下のような調査結果をご確認いただくことができます。
- 経営層による従業員からのフィードバックの活用
- 従業員リスニングの頻度
- EX (従業員エクスペリエンス) と CX (カスタマー エクスペリエンス) を連携させる価値
- 経営層による EX フィードバックの活用:企業規模別